花のサブスクは個人だとどれがいい?送料込みの月額・本数・解約条件で比較

木の床に置かれたクラフト紙の薄い箱から、麻紐で束ねた数本の切り花がのぞいている。そばに口の細い素焼きの花瓶

個人で自宅用に始めるなら、ポスト投函型で「送料込み1回1,300〜1,700円台」のプランを、最低受取回数ぶんだけ試すのが一番失敗しません。比べるのは「花代」ではなく、送料込みの1回あたり・最低回数・解約の締め切り。人に贈るなら、サブスクより単発の花のほうが相手の負担になりません。

花のサブスクは、個人だと月いくらかかるのか?

隔週なら月2,700〜3,400円、毎週なら月5,500〜6,800円が目安です。いちばん安いプランでも、届く回数が変わると月額は倍になります。

1回あたり(送料込み)隔週(月2回)毎週(月4〜5回)
990円約2,000円約4,000〜5,000円
1,365円約2,700円約5,500〜6,800円
1,670円約3,300円約6,700〜8,400円
2,730円約5,500円約1万1,000〜1万3,700円

広告でよく見る「500円から」「980円から」は、ほとんどが送料を含まない花代だけの金額です。送料は1回330〜550円。安いプランほど送料の比率が大きく、980円の花に385円の送料なら、支払いの約3割が送料です。

主なサービスは、何が違うのか?

個人向けでよく名前が挙がるサービスを、1回あたりの送料込み最安値で並べます(2026年10月時点で各社の案内と比較サイトを確認した目安です)。

サービス1回(送料込み)届き方頻度縛り
+hana990円〜ポスト投函隔週・月1最低5回
HitoHana1,320円〜宅配毎週・隔週・4週ごとスキップ可
Bloomee(ブルーミー)1,365円〜ポスト投函毎週(4回後に隔週へ変更可)最低4回
medelu(メデル)1,670円〜プランによりポスト投函コースによる申込時に確認
日比谷花壇 ハナノヒ月額制店頭で受け取りプランによる月単位

届き方で分けると、ポスト投函型(不在でも受け取れる。花は3〜7本ほど)、宅配型(箱で届くので量と形が崩れにくい。受け取りが必要)、店頭受け取り型(ハナノヒのように、会員が店で花を選んで持ち帰る)の3種類です。料金や本数は改定されることがあるので、申し込む前に公式サイトで最新の条件を確認してください。

花屋で同じ金額を払うと、何本買えるのか?

花屋を100軒以上まわり、100回以上花を買ってきた感覚で言うと、街の花屋で1,500円を出すと、季節の花が3〜5本です。ガーベラやカーネーションなら5本、バラやトルコキキョウなら3本前後。数字だけ見れば、サブスクの1,365円プランとほぼ同じか、サブスクがやや多いくらいです。

違うのは本数ではなく「選べるかどうか」と「鮮度の確かめ方」です。花屋なら、その日の花を見て、つぼみの多いものを選べます。サブスクは開けるまで何が届くか分からない代わりに、店まで行く手間がゼロ。花屋の友人の説明は「サブスクの花は、市場でまとめて仕入れた旬の花を同じ組み合わせで大量に組むから、同じ値段なら花屋より本数を出しやすい」でした。花の値段の中身は花束の原価はいくら?に全部書いています。

実際に使ってみて、合わなかったのはどこか?

僕はポスト投函型を毎週・最低回数の4回使ってみました。花そのものに不満はなく、合わなかったのは花瓶と留守と飽きです。

  • 花瓶が足りない。1回目の花が残っているうちに次が届きます。コップと空き瓶で2つ並べることになりました
  • 出張の週に届く。ポストに3日入ったままで、開けたときには半分しおれていました。スキップの締め切りは届く数日前なので、予定が決まる前に手続きすることになります
  • 4回目で飽きる。旬の花が中心なので、同じ時期は似た色・似た花が続きます

5回目からは隔週に変えて、ちょうどよくなりました。1回の花がもつのは10日前後。隔週なら、次が届く少し前に終わります。もつ日数は季節で倍近く変わるので、頻度を決める前に花束は何日持つ?も読んでおくと決めやすいです。

個人で選ぶなら、何を基準に比べればいいのか?

次の4つを、この順番で確認してください。

  1. 送料込みの1回あたり。花代だけで比べない。表示が「税抜・送料別」になっていないかも見る
  2. 最低受取回数と解約の締め切り。最低4回なら、毎週で約1ヶ月・約5,500円は解約できない。締め切りが「次回の10日前」なのか「木曜まで」なのか
  3. 受け取り方。日中に家にいないならポスト投函一択。集合住宅で郵便受けが小さいなら、箱が入るかも確認する
  4. 家にある花瓶の数。毎週にするなら2つ。1つしかないなら隔週から始める

迷ったら、最安のプランを隔週で。月2,000〜2,700円で、花のある部屋が自分に合うかどうかが分かります。物足りなければ、そこから本数の多いプランに上げる順番です。

花のサブスクを贈り物にするのはありか?

相手が花好きで、自分で頼むほどではないけれど興味がある、という場合に限っては「あり」です。各社とも3回・6回など回数を決めたギフト用の定期便を用意していて、贈る側が支払い、受け取る側は解約の手続きがいりません。

ただし、贈り物を外し続けてきた立場から言うと、花に関心がない相手には負担になりやすいです。毎週か隔週で花瓶を空け、水を替え、しおれたら捨てる。その作業が相手の側で続きます。住所も聞くことになります。迷うなら、1回きりの小さな花のほうが確実です。相手の負担をどう考えればいいかは花を贈るのは迷惑じゃない?に書きました。

よくある質問

花のサブスクは、一人暮らしでも続けられますか?

続けられます。ポスト投函型なら不在でも受け取れ、3〜7本ほどなのでコップや空き瓶にも挿せます。一人暮らしなら毎週より隔週のほうが、花が終わるタイミングと次が届くタイミングが合いやすく、月2,000〜2,700円ほどに収まります。

花のサブスクはすぐに解約できますか?

サービスによります。最低4回や最低5回の受け取りが決まっているものが多く、その回数を受け取るまでは解約できません。解約やスキップの締め切りも「次回の10日前まで」「決済前の木曜まで」などサービスごとに違うので、申し込む前に確認してください。

花屋で買うのとサブスク、どちらが安いですか?

1回あたりの本数で見ると、ほぼ同じかサブスクがやや多いくらいです。街の花屋で1,500円なら季節の花が3〜5本、サブスクの送料込み1,300〜1,700円台のプランも3〜7本ほどです。違いは値段より、花を自分で選べるか、店に行く手間がないかにあります。


この記事の料金・本数・解約条件は、2026年10月時点で各社の案内と比較サイトを確認した目安で、改定されることがあります。使った感想は、僕がポスト投函型を自分の部屋で試した分だけです。僕は花屋でもフローリストでもありません。どのサービスからも広告費や紹介料は受け取っていません。申し込む前に各社の公式サイトで最新の条件を確認してください。